「山あり、川あり、歴史あり」と謳われる下麻生の地には、雄大な自然と長い歴史で培った魅力がたっぷりあります。
まずは「岐阜のグランドキャニオン」と称される、遠見山の山頂。眼下に流れる飛騨川の大きな湾曲と、どこまでも続く山々のパノラマを楽しむことができます。この飛騨街道の要衝、遠見山にはかつて「下麻生城」が築かれていました。本丸や二の丸の遺構が、その歴史の面影を伝えています。
町の中央を流れる飛騨川は、かつては飛騨山中から切り出された木材を堰き止める「綱場(つなば)」が置かれていました。木材流送の拠点として、大勢の筏師(いかだし)たちで賑わった歴史があります。
江戸時代から言い伝えられた「こじき祭り」は、乞食(こじき)の前で桶に入った赤飯をひっくり返し豊作を願います。全国的に見ても珍しいこの奇祭は、下麻生の風物詩。
歴史と自然が交差するこの場所には、ゆっくりと散策したくなる景色と物語があります。